ブロッコリーは、もともと野生のキャベツを品種改良して
生まれたもので、それをさらに改良したものがカリフラワーです。
普段食べているのは花蕾（カライ）と言われる部分です。

ブロッコリーを育てる時のポイントは
日当たりが良い場所で栽培し、肥料をしっかりと与えて、
大きな花蕾を実らせることです。

花蕾は１０～１５センチぐらい大きさになったら収穫の目安で、
１０月～２月が収穫時期です。
花蕾の下１０センチあたりをハサミなどを使って
切り取り収穫します。
ブロッコリーの花蕾は短期間で成長するので、
収穫適期を逃してしまい、黄色く変色してしまうと、
かなり味が落ちてしまうのでおいしくありません。
収穫する時に、ブロッコリーの株の切り口が斜めになるように切ります。
斜めに切り揃えることで、切り口の周りに雨水が溜まらず、
病気になりにくいのです。

また品種によってはブロッコリーの中心の花蕾を収穫し終わると
茎の脇から小さな脇芽ができます。
直径３センチ位に大きくなったら収穫します。

頂花蕾は１株に１つしか成りませんが、
この脇芽は次々と出来て、長期間収穫が楽しめます。
小さくて可愛い脇芽はわざわざ包丁で切り分ける必要もなく、
茎まで柔らかくいただけます。
脇芽は家庭菜園でブロッコリーを育てる方の一番の楽しみかもしれませんね。

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